また揺れてしまった…
決めたはずなのに、気持ちが揺れる。
昨日は「やる」と思っていたのに、今日は「やっぱり無理かも」と感じている。
そんな自分に、うんざりしたことはありませんか。
実は私自身も今、あるゴールの前で揺れています。
引っ越すことを決めたはずなのに、
- お金のことを考えると、足がすくむ
- 高齢の母のことが頭をよぎる
- 父が建ててくれたこの家を離れることへの、名残惜しさ
毎日のように気持ちが行ったり来たりします。
以前の私なら「意志が弱い証拠だ」と自分を責めていたと思います。
でも今は、少し違う見方ができるようになりました。
揺らぎは、脳が正直に反応しているサイン
私たちの脳には、ホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっています。
簡単に言うと、「今の状態を維持しようとする力」です。
新しいゴールに向かおうとすると、脳は「それは危険かもしれない」と感じ、今いる場所に引き戻そうとします。
だから揺れる。
これは意志が弱いのではなく、脳が正常に機能している証拠です。
そしてもう一つ。
本当に諦めた人は、揺れません。
揺れるということは、まだそのゴールを手放していないということは、
心の奥で、まだ望んでいるということです。
でも、揺らぎのままで終わらせたくない
「揺らぎはいいサインだよ」で終わる話は、たくさんあります。
でも私は、それだけでは足りないと思っています。
揺らぎをそのままにしておくと、エネルギーだけが消耗していきます。
「やる」「やっぱり無理」
「でもやりたい」「でも怖い」
この繰り返しは、じわじわと人を疲弊させます。
たくさん頑張ってきたのに、結果が出なかった。
そんな経験がある方なら、この疲れ方に心当たりがあるかもしれません。
揺らぎはサインです。
でもサインは、次の一手につなげて初めて意味を持ちます。
立ち止まって、味わう時間を取る
では、その次の一手とは何か。
それは、頑張ることでも、決断を急ぐことでもありません。
一度立ち止まって、ゴールが叶った状態を味わう時間を取ることです。
ゴールは、今は「仮のもの」でも大丈夫です。
「引っ越したい」でも「新しい場所で暮らしたい」でも、どんな言葉でもいい。
大切なのは、その状態を頭で考えるのではなく、臨場感を持って味わい尽くすことです。
朝の光はどんな感じで差し込んでいるか。
どんな空気の中で、目を覚ましているか。
そこにいる自分は、どんな表情をしているか。
出来るだけ細かく描いて、
ただ、その感覚の中にしばらくいてみる。
以前もお伝えしましたが、特別な時間を作る必要はありません。
トイレに行ったその3分でいい。
目を閉じて、ゴールが叶った場面をただ静かに味わう。
それだけで十分です。
ただ、何度も繰り返すこと。
これは現実逃避ではありません。
脳に「このゴールは本物だ」と伝えるための、大切なプロセスです。
揺らぎながら、味わう。それでいい。
立ち止まる時間を持つと、不思議なことが起きます。
あれだけ気になっていたお金の心配や、母のこと、家への名残惜しさ…
それらが消えるわけではありません。
でも、その重さが少し変わります。
「障害」ではなく、「ゴールに向かう途中にあるもの」として見えてくる。
揺らぎながら、味わう。
焦らず、急がず、ただゴールの感覚を丁寧に積み重ねていく。
その時間こそが、ゴールに現実を近づける一歩だと、私は思っています。
揺らいでいるあなたへ
もし今、何かのゴールの前で揺れているなら、
それはあなたが弱いのではありません。
脳が本気になっている証拠です。
そして、まだ諦めていない証拠でもあります。
今日はただ一つ、試してみてください。
ゴールが叶った場面を、トイレの3分だけ静かに味わってみる。
特別な準備も、まとまった時間も必要ありません。
仮のゴールでいい。
完璧な答えでなくていい。
その3分が、揺らぎをエネルギーに変える最初の一歩になるかもしれません。
メルマガのご案内
ゴールの味わい方や、日常の中での実践については、メルマガでお伝えしています。
よかったらのぞいてみてください。
👉【氣幸のメルマガ】はこちらから
