疲れているのに、なぜか責めてしまう自分がいた
一生懸命やってきた。
手を抜いたわけでも、諦めたわけでもない。
それなのに、なぜか前に進めない。
そんな夜が、続いていませんか。
もしかしたら、問題は努力でも意志でもありません。
見えていないものが、あるだけかもしれません。
妊娠した途端、ベビーカーが目に入るようになった
こんな経験をしたことはありませんか。
妊娠がわかった途端、街を歩いていると、やたらとベビーカーが目に入るようになった。
ベビーカーが急に増えたわけではありません。
以前からそこにあったのに、見えていなかった。
自分にとって重要になった瞬間、脳がその情報を拾い始めたのです。
認知科学ではこれを「スコトーマ(心理的盲点)」と呼びます。難しい言葉ですが、要は「重要でないと判断した情報は、脳が意識に上げない」という仕組みのことです。
私たちは現実をそのまま見ているのではなく、脳がフィルタリングした現実を見ています。
「どうせ変わらない」が、現状をつくり続ける
この仕組みは、日常のあらゆる場面で静かに作用しています。
「自分は評価されない」と思い込んでいると、評価されない場面ばかりが目に入ります。
評価されている場面があっても、そこには気づけません。
「もう遅い」「どうせ変わらない」という認識を持っていると、脳はその認識を裏づける情報だけを集め続けるのです。
これは意志の弱さでも、考え方が足りないわけでもありません。
脳の仕組みそのものが、そういう構造になっています。
行き先が決まると、世界の見え方が変わる
では、どうすれば見える世界は変わるのか。
鍵になるのは、ゴールを先に決めることです。
認知科学では、ゴールは今の自分の認識の枠を少し超えた場所に置くことが有効だとされています。
今すぐ手が届くものではなく、「本当はこうなりたい」という、少し遠く感じる未来のことです。
そのゴールを持った瞬間、脳はそこへ向かうために必要な情報を探し始めます。
これまで目に入らなかったチャンス。
気にも留めていなかった出会い。
通り過ぎていた言葉。
世界が変わったわけではありません。
自分の認識のフィルターが変わったのです。
現状を知ることは、ゴールがあって初めて意味を持つ
ゴールが決まって初めて、「今の自分はどこにいるか」が意味を持ちます。
目的地のない地図に、現在地は必要ありません。
でも行き先が決まった瞬間、現在地は出発点になります。
現状を見る目的は、現状に縛られることではありません。
ゴールとのギャップを知り、そこへ向かうための地図を描くことです。
ゴールが先にある。
だから現状が、変化への起点になる。
その順番が重要です。
見えていなかっただけで、世界はずっとそこにあった
人は無意識に、自分が見たい世界を見ています。
それは誰にでも起きていることです。
問題はそのこと自体ではなく、それが無意識のまま続いていること。
氣幸のアプローチでは、現代気功と認知科学を組み合わせながら、自分が今どんなフィルターで世界を見ているかに静かに気づいていきます。
頭で理解するだけでなく、体の感覚からフィルターをほぐしていく、それが他の手法との違いです。
見えていないものに気づいた瞬間、世界は変わりません。
でも、自分が変わり始めます。
見えていないものが変わると、人生は静かに、でも確かに動き始めます。
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