頑張っているのに、なぜ変われないのか
「もっと成長したい」
「人生を変えたい」
そう思って、学んだり、努力したりしているのに、
なぜか大きな変化を感じられない。
そんな経験はありませんか。
努力が足りないからでしょうか。
才能がないからでしょうか。
私は、必ずしもそうではないと思っています。
人が変化するときに大切なのは、
自分の努力だけではなく、どんな環境に身を置いているかだからです。
自己効力感とは「自分ならできる」という力
心理学には、
自己効力感(セルフ・エフィカシー)という考え方があります。
これは、「自分ならできる」と、
自分の可能性を信じる感覚のことです。
新しいことに挑戦する。
小さな成功を積み重ねる。
昨日できなかったことが、
今日できるようになる。
その経験が、自分を信じる力になります。
自己効力感は、
人生を前に進めるための大切な土台です。
しかし、
人の可能性はそれだけでは決まりません。
人は環境によって、自分の可能性に気づく
同じ人でも、
いる環境によって行動は変わります。
挑戦する人がいる場所では、
挑戦することが自然になります。
可能性を信じる人たちといると、
自分自身の可能性にも気づきやすくなります。
反対に、
「無理だと思う」
「変わらないよ」という言葉が多い環境では、
本来持っている力を出しにくくなることがあります。
だからこそ、
「どんな環境を選ぶか」は、とても大切なのです。
成長すると、視点の抽象度が上がる
人は成長すると、考える範囲が広がっていきます。
最初は、
「自分が幸せになりたい」という思いから始まります。
そこから、
「家族にも幸せになってほしい」
「仲間の力になりたい」
「社会の役に立ちたい」
へと視点が広がっていきます。
私は、この変化を「抽象度が上がる」と考えています。
自分だけを見る視点から、
より大きな世界を見る視点へ変化していく。
その過程で、自然と利他性が生まれていきます。
「私ならできる」から「私たちならできる」へ
自分を信じる力。
それが自己効力感です。
そして、
その力が仲間との関係の中で広がったものが、
コレクティブ・エフィカシー(集団効力感)です。
これは、
「私たちならできる」という、集団として未来を信じる力です。
共通の目的を持つ。
互いの可能性を信じる。
一緒に成長していく。
そんな環境では、
一人では見ることのできなかった未来が見えてきます。
人生を変える第一歩は、環境を見直すこと
もし今、
「頑張っているのに変われない」と感じているなら、
努力の量だけではなく、
環境について考えてみてください。
あなたは、
どんな人たちと時間を過ごしていますか。
どんな未来を信じる人たちと関わっていますか。
人は、一人だけで成長するものではありません。
誰と歩むか。
どんな未来を見るか。
その選択が、自分の可能性を大きく広げていきます。
まとめ
自己効力感とは、
「自分ならできる」と、自分の可能性を信じる力です。
そして、その力は環境によって育ち、
「私ならできる」から、
「私たちならできる」という
コレクティブ・エフィカシーへ広がっていきます。
人は、一人だけで成長するのではありません。
どんな環境に身を置き、
誰と未来を描くか。
その選択が、自分の可能性を大きく広げていきます。
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