「私、嫌われてる?」
そう思った瞬間から、
相手の言葉や表情が気になり始めます。
返事が少し短かった。
LINEの返信が遅かった。
いつもより笑顔が少なかった。
それだけなのに、
「何かしたかな」
「嫌われたのかな」
と考えてしまう。
そして一度そう思うと、
今まで気にしていなかったことまで気になってきます。
「あのときも、ちょっと冷たかったかも」
「そういえば、前にも……」
気づけば、
嫌われていると思える材料ばかり探しています。
なぜなのでしょうか。
脳は「失うかもしれないもの」に敏感になる
認知科学には、
損失回避性という考え方があります。
人は、何かを得ることよりも、
失うことに強く反応します。
人間関係でも、
「好かれたらうれしい」
より、
「嫌われたらどうしよう」
のほうが強く気になることがあります。
大切な人との関係を失うかもしれない…
自分の居場所を失うかもしれない…
そう感じたとき、
脳は「本当に大丈夫なのか」を確かめようとします。
だから、安心できる情報よりも、
危険かもしれない情報に目が向きやすくなのです。
10回普通に話せたとしても、
1回のそっけない返事がずっと残る…
そんなことが起こります。
「嫌われた」とは限らない
でも、ここで一度立ち止まってみたいのです。
相手の返事が短かった。
これは事実かもしれません。
でも、
「返事が短い」ことと「嫌われている」ことは、
同じではありません。
相手が疲れていたのかもしれない。
忙しかったのかもしれない。
たまたま、
そういう気分だったのかもしれない。
ところが「嫌われたかもしれない」と思っていると、
その後の出来事まで、その前提で見てしまいます。
笑ってくれたことは流れていく。
でも、無表情だったことは残る。
普通に返事をしてくれたことは忘れる。
でも、少し冷たく感じた一言は何度も思い出す。
そうやって、
「嫌われている」という見方が、自分の中で強くなっていくのです。
まず変えるのは、考え方ではない
こんなとき、
「気にしないようにしよう」
「もっと前向きに考えよう」
と頑張る前に、
「私は今、何を拾っているんだろう?」
と見てみるのです。
「私は嫌われている」
ではなく、
「私は今、嫌われているように見える情報を拾っている」
と気づく。
この違いは小さく見えて、
実は大きいのです。
前者は、自分についての結論です。
後者は、自分の認知を見ています。
そして、自分の認知に気づけると、
そこから少し離れて出来事を見ることができます。
氣幸が見ているのは、そこです
氣幸は、現代気功×認知科学で、
「もっとポジティブに考えましょう」という話ではありません。
自分では気づかないところで、
何を見ているのか…
何を意味づけているのか…
どんな状態で世界を見ているのか…
そこに目を向けます。
「嫌われたかもしれない」という出来事を
変えるのではなく、
その出来事を
どんな世界として受け取っているのか。
そこに気づいていく学問です。
だから、目指すのは
「誰からも嫌われない自分」ではありません。
相手の反応を追い続けることでもありません。
自分が今、
どんな世界を見ているのかを知ること。
そこから、見える世界は変わっていきます。
メルマガでは、もう一歩深く
ブログでは、
認知の仕組みを一つ取り上げてお話ししました。
でも、自分の認知は、
自分ではなかなか気づけないものです。
氣幸NORIKOのメルマガでは、現代気功×認知科学の視点から、
「なぜ、そう見えてしまうのか」
「なぜ、同じことを繰り返してしまうのか」
そして、
「そこから、自分の状態をどう変えていくのか」について、
ブログとは少し違う角度からお届けしています。
自分の人生を、
今までとは違う見方で捉えてみたい方へ。
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