「何かを変えたい」
そう思ったとき、
あなたは何をしますか。
きっと、
情報を探すのではないでしょうか。
SNSを見る。
本を読む。
検索する。
成功した人の話を聞く。
これなら変われるかもしれない…
そう思える方法を探します。
でも、
少し不思議なことがあります。
情報を集めているのに、人生が動かない。
そんな経験はありませんか?
「まだ知らないことがある」と思ってしまう
一つの方法を知ると、
次の情報が気になります。
もっと自分に合う方法が
あるかもしれない…
別の情報を見ると、今度は、
こっちのほうがいいかもしれない…
また調べ、
気づけば、たくさんのことを知っているのに、
最初の一歩は踏み出していない。
そして、
もう少し勉強してから…と、また情報を探す。
ここで、
一度立ち止まって考えてみたいのです。
情報を集めることは、
本当に「変わるための準備」になっているでしょうか?
「準備」が、現状維持になることがある
もちろん、学ぶことは大切です。
知らないことを知る。
必要な知識を身につける。
それは、行動するための力になります。
でも、あるところから先は違ってきて、
情報を集めれば集めるほど、
「まだ足りない」と思うようになる。
そして、
行動する前に、また調べる。
すると
「準備している自分」は安心できます。
まだ失敗していない。
まだ決断しなくていい。
まだ結果も出ていない。
つまり、
「変わりたい」と思いながら、
変わらない場所にい続けているのです。
ここが、少し怖いところです。
脳は「知っていること」を好む
認知科学の視点から見ると、
私たちは未知のものより、
予測できるものを扱いやすい傾向があります。
新しい行動には、
不確実さがあります。
「うまくいくだろうか」
「失敗したらどうしよう」
「今さら始めて意味があるのだろうか」
情報を集めますが、
同時に、
「情報を集めている自分」に、脳が安心してしまいます。
ですから、
知識が増えたことと、
未来が変わったことは同じではありません。
「わかった」と「やった」の間には、
大きな距離があります。
では、何をすればいいのか
情報を集めることをやめる必要はありません。
ただ、次に情報を探す前に、
一度だけ自分に問いかけてみてください。
「私は、今、本当に情報が足りないの?」
それとも、
「動くのが怖いから、情報を集めているの?」
完璧に準備してからではなく、
動きながら、必要なものを見つけていく。
人生は、
情報を増やした瞬間に変わるのではなく、
自分の認識と行動が変わったとき、
少しずつ動き始めます。
「もう少し調べてから」
そう思ったときこそ、
一度、スマートフォンを置いてみてください。
そして、
自分が立っている場所を確認してみてください。
知識を増やすだけでは、人生は変わらない。
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