「現状の外側にゴールを置く」とは?願いが叶わない理由を脳科学で解説

「頑張っているのに、なぜか願いが叶わない」

そう感じたことはありませんか。

実はその原因、根性や運ではなく、
「願いの置き場所」にあるかもしれません。

コーチングの世界には、
「現状の外側にゴールを置く」という考え方があります。

今日はこの専門用語を
できるだけかみ砕きながら解説します。


脳は「今のまま」を守ろうとする

人間の脳には、
ホメオスタシス(恒常性)という仕組みが備わっています。

もともとは
体温や血糖値を一定に保つための機能ですが、

実はこれ、
私たちの「考え方」や「行動パターン」にも働いています。

つまり脳は、良くも悪くも
「今の状態」を維持しようとするのです。

だから、今の自分の延長線上にある願い (「今より10%多く稼ぎたい」など)は、
脳から見れば「ほぼ現状と同じ」なので、

本気で行動を変えるスイッチが、入りにくいのです。


「現状の外側」で何が変わるのか

一方、今の自分の実力や環境からは
説明のつかない願い、

つまり現状の外側にあるゴールを設定すると
脳の中で別の仕組みが働き始めます。

その一つがRAS(網様体賦活系)です。

これは、脳に入ってくる膨大な情報の中から

「自分に必要な情報だけ」を選び出す、
フィルターの役割を持っています。

普段、私たちは無意識のうちに
多くの情報を素通りさせています。

これを認知科学では、
スコトーマ(心理的盲点)と呼びます。

ところが、

現状の外側に願いを置いた瞬間、
RASの基準が変わります。

それまで見えていなかった 人・情報・チャンスが、
急に目に留まるようになるのです。

これは精神論ではなく、
脳の情報処理の仕組みとして説明できる現象です。


今日からできること

難しい理論に聞こえるかもしれませんが、
やることはシンプルです。

願いを立てるとき、

多くの人は無意識に
「今の自分にできるかどうか」で線引きをしてしまいます。

この線引きこそが、
願いを現状の内側に押しとどめている正体です。

次に何か「欲しい」「こうなりたい」と 思った瞬間、

その願いを言葉にする前に
一度だけ問いかけてみてください。

「これは、今の自分にできる範囲で 考えていないか?」

それだけで、 願いの置き場所が変わり始めます。

そうして初めて、

今の自分の実力や環境からは説明のつかない願い
現状の外側にある願いが姿を現します。

願いを小さくまとめる必要はありません。

まずは、
その仕組みを知ることから 始めてみてください。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

「現状の外側」という考え方は、
知っているだけでは何も変わりません。

実際にどう使うか、
日々の中でどう扱っていくかが本当は大事な部分です。

そうした、ブログだけでは書ききれない実践的な話や、
私自身の経験を、メルマガで綴っています。

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