楽しむことが成果につながる理由|煮詰まったときの思考の切り替え方

「考えているのに、答えが出てこない」

「何度考えても、同じところをぐるぐるしてしまう」

そんな経験はありませんか。

こういうとき、
私たちは「もっと考えなければ」と、
さらに同じことに意識を向けようとします。

でも、実はそれが
思考を動かしにくくしていることがあります。


考え続けるほど、視野が狭くなることがある

ひとつの問題に意識を集中し続けると、
その問題に関係する情報ばかりを
探すようになります。

認知科学では、
人は注意を向けたものを
優先的に処理することが知られています。

集中するうえでは大切な働きですが、
問題解決では、
それが裏目に出ることもあります。

「この方法で考える」と決めたまま
考え続けていると、
別の見方が入りにくくなるからです。

「もっと考える」ことが、
「もっと良い答え」につながるとは限りません。


いったん離れると、思考が動き出す

そんなときに役立つのが、
意識を別のことへ向けることです。

散歩をする。
音楽を聴く。
料理をする。
歌う。
ダンスをする。

大切なのは、
何をするかよりも、

今まで考えていたことから
いったん意識を離すこと。

心理学では、
問題からいったん離れて別の活動をすることで、
その後の問題解決が促される
「インキュベーション効果」が研究されています。

つまり、
問題を考えていない時間も、
必ずしも「何もしていない時間」ではありません。


「楽しむ」が思考の切り替えを助ける

ここで、
単なる休憩ではなく
「楽しむこと」が意味を持ってきます。

好きなことをしているときは、
「早く答えを出さなければ」
という意識から離れやすくなります。

私の場合なら、
歌やダンス。

動画を見ながら歌ったり踊ったりしていると、
その瞬間は完全にそちらに意識が向きます。

すると、
さっきまでパンパンだった頭の中が
少し軽くなる。

そして、もう一度
もとの問題に戻ってみる。

すると、

「さっきは、なぜ気づかなかったんだろう」

と思うようなことが
見えてくることがあります。


「努力」と「楽しむ」は対立しない

ここで誤解したくないのは、

「努力するより、楽しめばいい」
という単純な話ではないということです。

努力が必要な場面はあります。

ただ、

努力し続けることだけが、
成果につながる方法ではない。

集中する。

いったん離れる。

楽しむ。

そして、また戻る。

この切り替えによって、
同じ問題を別の角度から
見られることがあります。

「煮詰まったら、もっと頑張る」
という一択ではなく、

「いったん楽しんでみる」
という選択肢を持っておく。

楽しむことは、
ただ休むことではありません。

思考をいったん別の方向へ動かすことで、

もう一度、違う角度から
物事を見るきっかけなのです。


最後まで読んでくださって、
ありがとうございます。

煮詰まったとき、
もっと頑張るのではなく、
いったんその場を離れてみる。

すると、
思考が動き出すことがあります。

でも、ここで気になるのは――

なぜ、私たちは
「同じことを考え続ける」のでしょうか。

もしかすると、
問題そのものではなく、

「思考の癖」に
原因があるのかもしれません。

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