何かを決めるとき、
私たちは情報を集めます。
人に相談する。
検索する。
専門家の意見を読む。
今では、AIに質問することもできます。
情報を集めれば、
正しい判断ができるように思えます。
でも、本当にそうでしょうか。
なぜ人は、自分に都合のいい情報を選ぶのか
たとえば、
「この仕事を続けたい」
と思っているとき。
続ける理由を語る人の言葉は、
自然と入ってくる。
反対に、
「辞めたほうがいい」
という意見には、
「この人には私の事情が分からない」
と理由をつけたくなる。
心理学では、
こうした傾向を確証バイアスといいます。
自分の考えに合う情報を集め、
反対の情報を受け入れにくくなる傾向です。
厄介なのは、
自分では気づきにくいこと。
「ちゃんと調べた」
「いろいろな人に聞いた」
と思っていても、
実は、
自分が欲しい答えを裏づける情報ばかり集めていた。
そんなこともあります。
AI検索で答えを探すほど、自分の欲しい答えに近づいていく
例えば、AI検索は、
入力された質問や条件をもとに
情報を返します。
だから、
「こうではないか?」
という前提で検索を繰り返せば、
その前提に沿った情報を
さらに探すことになります。
そして、
自分が欲しい情報ばかりが
目に入るようになっていく。
これは、
SNSのタイムラインを見れば
分かりやすいでしょう。
自分が興味を持ったもの、
共感したもの、
何度も見ているもの。
そうした情報が、
次々と表示される。
AI検索も、
使い方によっては
同じことが起こります。
「答えを探している」のに、
実は、
自分が欲しい答えを強化している。
だから大切なのは、
答えを疑うことだけではありません。
「私は、どんな前提で
この答えを探しているのか?」
そこまで問い直すこと。
情報が増えた今、
考える力とは、
情報を集める力ではなく、
自分の欲しい情報だけで
世界を作らない力なのかもしれません。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございます。
自分で考えている。
そう思っていても、
実は誰かの答えや、
自分が欲しい情報を集めて、
「自分の答え」にしているだけかもしれません。
では、
「自分の考え」だと思っているものは、
本当に自分自身の考えでしょうか?
メルマガでは、
「自分で考えているつもり」の奥にある
思考のクセを、さらに深く見ていきます。
誰かの答えで生きるのか。
自分の答えで生きるのか。
大切なのは、
誰かの答えを選ぶことではなく、
自分で考え続けることです。
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