やる気が出ない・気力が湧かないのはなぜ?行動できない理由を認知科学で考える

「こうなりたい」というゴールはある。

頭では、
何をすればいいのかも分かっている。

それなのに、なぜか動けない。

気力が出ない。

そんなとき、
私たちは「やる気が足りない」と考えがちです。

でも、本当にそうなのでしょうか。

気力を単純に「ある・ない」で考えるのではなく、
人が行動を選ぶとき、何を見ているのか。

そんな視点から考えてみます。


気力は、ゴールだけでは決まらない

ゴールを設定すると、
「今の自分」と「ゴールを達成した自分」との間に
ギャップが生まれます。

そのギャップを埋めるには、
今までとは違う行動が必要になります。

ここで関係してくるのが、

その行動にどれだけの価値を感じ、
どれだけの努力が必要だと見積もっているか。

ということです。

ゴールの価値が高くても、

「そこへ行くには、大きな努力が必要だ」と感じれば、
行動へのハードルは高くなります。

さらに、未来は確実ではありません。

「やっても、うまくいくとは限らない」
という不確実性があれば、

行動に踏み出すことへの負担も大きくなります。

つまり、

「こうなりたい」というゴールの価値と、
そこへ向かうための努力や不確実性。

その両方が、行動の選択に関係しているのです。


そして、もう一つの力がある

ここに、
ホメオスタシスという視点を重ねてみます。

生体には、状態を一定に保とうとする働きがあります。

この考え方を情報空間に広げると、
コンフォートゾーンという概念につながります。

自分にとって、
「これが普通」と感じている状態です。

ゴールへ向かうということは、
ときに、その「普通」を変えることでもあります。

だから、
「変わりたい」という意識があっても、

今の状態を維持しようとする力(ホメオスタシス)
同時に働くことがあります。

そこに、
未来への不確実性や、必要な努力の大きさが重なる。

すると、ゴールへ向かうよりも、
今の状態を維持するほうが自然に感じられることがあります。


「気力がない」を、別の角度から見る

そう考えると、

「ゴールは決めたのに動けない」という現象も、
単純な意志の問題ではないのかもしれません。

ゴールの価値は分かっている。

でも、
その先へ進むために必要な変化が大きい。

その変化を、どこかで怖れている。

そして、
現在の状態を維持する方向にも力が働いている。

その結果として、
「気力が出ない」と感じている可能性があります。

だから、気力を無理に引き出そうとする前に、

「私は、この行動を選ぶとき、何を予測しているのだろう?」
と見てみてはどうでしょうか?

どれくらいの努力が必要だと思っているのか。
どれくらいの価値を感じているのか。
その先に、どんな未来を予測しているのか。

気力を考えるとき、そこには
「頑張れるかどうか」だけではない、認知の仕組みが関わっているのかもしれません。


「変わりたいのに、なぜ動けないのか」を、もう少し深く知りたい方へ

ここまで読んで、

「気力を出す方法」ではなく、
「なぜ、私は動けないのか」を知りたいと思った方へ。

ゴールを設定しても、
知識を増やしても、
「こうなりたい」と願っても、

それだけでは、
なかなか変化につながらないことがあります。

そこには、
自分では気づいていない認知の仕組みが関係しているかもしれません。

氣幸師NORIKOのメルマガでは、

認知科学の視点から、
ゴール・コンフォートゾーン・ホメオスタシスなどを軸に、

「なぜ、変わりたいのに変われないのか」
「なぜ、分かっているのに行動できないのか」
「どうすれば、ゴール側の自分へ認知を変えていけるのか」

日々の生活に落とし込みながらお伝えしています。

ただ「頑張る方法」を探すのではなく
自分の認知を知る。

そこから、人生の見え方が変わることがあります。

もしあなたが、
「私は、本当はどうなりたいのだろう?」と思うのなら、

その問いを、ここで終わらせないでください!

氣幸という名の、小さな魔法💫

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