夢は人に話さないほうがいい?|ドリームキラーと「現状の外側」のゴール

「夢は、人に話したほうがいい」

そんな言葉を聞くことがあります。

一方で、

「大きな夢ほど、人には話さないほうがいい」
という考え方もあります。

では、どちらが正しいのでしょうか。

私は、どんなゴールを設定しているかによると思っています。

特に注意したいのが、

今の自分では想像できない
「現状の外側」にゴールを置いている場合です。


現状の外側のゴールとは?

現状の外側とは、
今の自分の延長線上にはない未来のことで、

今までの経験や能力、人間関係、環境などから考えて、

「どうやって、そこに行くの?」
と思うような場所です。

ここで大切なのは、
今の自分を基準にしてゴールを決めないこと。

「今の自分なら、このくらいが現実的」
と考えてしまえば、

結局は現在の延長線上から出られません。

そこで必要になるのが、
今までとは違う視点です。

よくSNS等で「余白」という言葉を聞きますが、

余白は
新しい視点を見つけて、成長するためのもので、

新しい視点は、
現状の外側にしか見つけることができないのです。

今の自分では見えていない可能性を探すために、
ゴールを現状の外側に置いてみるのです。


夢を話すと、なぜゴールが小さくなるのか

問題は、夢を話すことそのものではありません。

誰に話すかです。

たとえば、あなたが
「こんなことを実現したい」と話したとき、

「それは無理じゃない?」

「そんなの現実的じゃないよ」

「今のあなたには難しいと思う」

そんな言葉が返ってくることがあります。

もちろん、相手は
あなたを否定したいわけではないかもしれません。

心配してくれているのかもしれません。

でも、

その人が「現実的」と考える基準は、
あくまでその人の経験や常識からできたもので、

あなたがこれから進もうとしている未来まで、
その基準で判断できるとは限りません。


ドリームキラーは「悪い人」ではない

「ドリームキラー」という言葉があります。

夢や目標を否定し、諦めさせる人のことです。

ドリームキラーが厄介なのは、

身近な人、例えば、
家族だったり、友人だったり、パートナーだったり、

あなたを大切に思っているからこそ、

「無理しないほうがいい」

「現実を見たほうがいい」

と言ってくれるからです。


一番怖いのは、元の自分に戻ること

本当に怖いのは、
誰かに「無理」と言われることではありません。

その言葉を聞いて、

「やっぱり無理なのかもしれない」
と、自分自身が思い始めることです。

そうなると、

他人にゴールを奪われたのではなく、
自分でゴールを現状の内側に戻してしまい、

せっかく現状の外側に置いたゴールを、
自分の手でなし崩しにしてしまいます。


では、誰に話せばいいのか

だからといって、
夢を誰にも話さない必要はありません。

大切なのは、誰に話すかを選ぶこと。

たとえば、

・今の自分だけを見て可能性を判断しない人
・あなたのゴールを笑わない人
・自分では見えていない可能性を一緒に探してくれる人
・必要なときには、厳しいことも伝えてくれる人

そんな人が、
あなたにとっての「信頼できるメンター」なのかもしれません。

「そんなの無理」と
今のあなたの状態だけを見て可能性を判断せず、

むしろ、

本人以上に、そのゴールの達成を信じていてくれる人。

そんな人に話してみてください。


大切なゴールほど、大切に扱う

すべての人に、
自分の夢を理解してもらう必要はありません。

まだ形になっていない未来を、
誰かの「常識」で測ってもらう必要もありません。

夢を人に話すことが悪いのではなく、
誰に話すのか。

その人は、
その人の「現実」を、あなたのゴールにしないこと。

現状の外側に置いた大切なゴールだからこそ、

それを誰に預けるのかは、
あなた自身が選んでいいのです。


もう少し深く、知りたい方へ

「この夢は、誰に話せばいいんだろう?」

そう考えたことはありませんか?

実は、ここにはもう一つ大切なことがあります。

それは、

「なぜ、その人に夢を話したくなったのか?」
ということ。

誰かに認めてほしいのか。
背中を押してほしいのか。
「大丈夫」と言ってほしいのか。

その理由によって、
あなたが本当に必要としているものは変わります。

そして、現状の外側にゴールを置くなら、

ゴールそのものだけでなく、
そこへ向かう自分の心の扱い方も大切になります。

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